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2016年活躍期待! オススメ力士 ☆②

 

超ネガティブ関取??「正代関」

 

編集部ayaの独断と偏見でオススメ力士をシリーズで1人ピックアップしてご紹介していく、人気企画の第2弾!!

2016年活躍期待☆今回のオススメ力士は『超ネガティブ関取』として話題になった、時津風部屋所属の正代(しょうだい)関です!

 

なぜ『超ネガティブ関取』なのか??

 

新十両会見の際、記者から

 

「十両で対戦したい力士は?」

「憧れの力士は?」

 

と聞かれた際に、正代関の返答で

 

「誰とも当たりたくない…」

「憧れの力士 いません…」

 

といったなんとも悲観的な発言をしたことから、『超ネガティブ関取』として取り上げられてしまいました。

 

ネガティブでもスゴイ!実力派「正代関」

 

でも、悲観的な発言とは裏腹に、十両を2場所で通過し、2016年初場所では新入幕を果たしているんです!!
しかも、十両での成績も新十両で11勝。そして、13勝で十両優勝!
新入幕の場所では10勝で敢闘賞受賞!これ、賞が素晴らしい結果ですよね!

結果だけは、全然ネガティブじゃないんです!

 

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学生横綱経験も?正代関の経歴

 

では、ここで簡単に正代関のプロフィールを…

正代 直也
 1991年11月5日熊本県宇土市出身
 本名は四股名と同じ
 身長183㎝、体重159㎏、A型
 小学校1年生から相撲を始める
 東京農業大学2年生で学生横綱となる
 大学卒業後、時津風部屋に入門し、2014年初場所初土俵
 2014年夏場所に序ノ口全勝優勝
 2015年初場所に幕下全勝優勝
 その後、3場所連続で勝ち越し、2015年秋場所で新十両昇進
 2015年九州場所にて13勝2敗の成績で十両優勝
 2016年初場所、新入幕を果たし敢闘賞受賞

 

ここで注目したいのは、大学2年生で学生横綱となっているということ。
角界には、学生・アマチュア時代に優秀な成績を収めた者に、力士の地位を優遇する『幕下付出制度』というものがあります。

正代関が獲得した学生横綱というのは『幕下15枚目格付出』という資格が与えられるタイトルの一つです。

 

ただし、この資格の対象は優勝した日から1年間。正代関は、この時に学業を優先し、その後卒業まで主要タイトルを取れず、幕下付出資格を失効したため、前相撲からのスタートとなりました。。。
こういった経緯を知っている相撲ファンの間では正代関は入門当時から注目してきた力士の一人です。本場所でも常に声援が多く、周りからの期待の大きさを感じていました。

そして、もう一つスゴイ点が、2016年初場所終了時点で、負け越しが一度もないということ!どこまでこの記録を伸ばしてくれるのか、今年も注目していきたいと思います!

 

実力もさることながら、ファンへの対応も丁寧!いつも穏やかです。そういった点でも、これからますますファンが増えていくことでしょう。正代(しょうだい)関にぜひ注目してみてください!

今後も編集部ayaの独断と偏見でシリーズとしてご紹介していきますのでお楽しみに☆